水の都と言えば、ヴェネツィアを思い浮かぶ人が多いが、私まずストックホルムを思い浮かぶ。2010年にヴェネツィア、2012年にストックホルムを訪れたが、身体スケールとしての感覚では、ストックホルムの方が水の都としての印象が強い。
私は建築意匠の設計過程の際、よくストックホルムでの街並みや建築を思い出す。ストックホルムは複数の島々で構成されているが、それぞれの島ごとで性格が明確化されており、また、橋で連結されている為、徒歩での観光が非常に面白い。一日1島で周るというのもストックホルムの楽しみ方の一つである。そういったことを時々を思い出すのだが、そうえば写真がメモリーに眠ったままだとふと思い、今回ブログに載せることとした。
当時は専ら建築家であるエリック・グンナール・アスプルンドに夢中であった為、アスプルンド建築巡礼が今回の旅の目的であった。取り敢えず今回はストックホルム市立図書館を取り上げる。


エントランス。かなり暗い空間であり開放的なホールへと至るシークエンスの1シーン。ここでのストレスがホールに辿り着いたときの開放感へとつながる。一気に開放される一連のシークエンスでの感動は今でも忘れられない。

ホール。画像の中心に見えるのが入口。自由に写真撮って良いとスタッフの方。ストックホルムの何が良いかって、ホントに人々が穏やかで優しい。基本的にスウェーデン語でいきなり話しかけてくる市民が多い。笑。でも通じないと分かるとすぐに英語に切り替えてくれるからなんだか面白い。

ホール本棚の裏側。この空間をこのときは知らなかったので驚き。秘密基地的な感覚。

裏側へ抜け出たところ。幅、奥行き、高さの比率が美しい。アスプルンド設計の空間に入ると用途は違えどいつも似たような感覚になるが、ほとんどこの比率に近いんじゃないかと勝手に思ってる。
日本からだとかなり遠いし、物価も高いし、直行便ほとんど無いしで少し大変だけど、何度も訪れたくなるストックホルム。是非多くの人に、あの美しい街並みや歴史を感じとってほしい。
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