
一年に一回は海外旅行に行こう。そう決めてから5年ほど経つ。初めての海外は19歳の頃、あれから10年。振り返ると本当にいろんなところに行ったなぁ、と過去の旅行の写真を見返すといろんな困難に当たったことを思い出し感慨深い。初期の海外旅行の画像は今使ってるスマホには入っていないが、きっと当時使っていたHDDに入っているんだろう。。。きっと。そんなことを考えながら過去の海外旅行を振り返ってみる。
トップの画像は2019年のロサンゼルス旅行。どちらかというとサンディエゴのソーク研究所(ルイスカーン)が旅行の主旨だったが、ロスに泊まった方が現地での選択肢が多いと感じたので迷わずロスに。ロスに1週間泊まったが、本当にロスにして良かったと思う。現地住まいの日本人とも仲良くなれたし、多くの有名建築を体験することができた。まったく同じように考えている人が多いみたいでその人たちのブログを見て予習できたのは本当に時間を有効に使えて良かったと思った。サンディエゴからソーク研究所へのバスは謎過ぎたけど現地の人が優しく教えてくれた。今思うと良かったと思う国や都市では必ず人との触れ合いがあった。

建築が好きで世界の様々な有名建築に触れたくて旅行に駆り立てられるわけだが、実際感じるのはその都市や地域に住む人々の温かさだ。良い建築あるところに良き住み人あり。日本でも古くからある寺社の近くの集落にはどこか温もりや情緒がある。きっとその温もりを感じて人々は良き住まいの地を探し求めいくのだろう。
初めての海外旅行はロンドン、パリ、ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアを2週間で回るという修行のような合宿のような感じだった。建築を学び初めてすぐ、クラシックに惹かれた私は当然のように初海外旅行の行先をヨーロッパに限定した。パンテオンやサン・ピエトロ大聖堂を見たときの感動は10年以上経過した今でも鮮明に覚えている。きっと一生忘れることはないのだろう。
パリのノートルダム大聖堂も凄かった。その時の感動は凄いとしか言いようがなく、今でもそれを的確に表すボキャブラリーは持ち合わせていない。だからこそ、先日の火事は非常にショックだった。

今年はベトナムに行った。絵に描いたようなリゾート地フーコック。建築を目的にしない旅行は、建築を学び始めた2008年から記憶にある限り国内を含めてもこれが初めてだったかもしれない。それほど建築に浸かった12年、それでもまだまだ未熟であり、日々勉強である。だが、建築と少しでも距離をとることのできたこの旅行は、そんな12年を客観的に思い返す良い機会となった。
デザインは、デザイナー本人の過去に深く関わると言われている。だからこそ、たまには立ち止まって自らを鑑みることがすごく重要なことなんだろう。自身の原点や生い立ち、身の回りの環境、それらを見つめ直すことで目指すべき指針が定まる。仕事に没頭し、先ばかり見ていると、知らない間に当時の見つめていた指針から外れていることは良くある。たまには普段やっていることから外れて、まったく違うことをやってみることも大切なことなんだろう。
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