ランドスケープ 建築と都市との関係 日常

京都の鴨神社を巡る

トップ画像は京都上賀茂神社の枝垂れ桜。もう10年も前に撮影した写真だが、HDDを漁っていたらたまたま見つけたのでその時のことを思い出して書いてみることにした。当時、カメラにハマってレンズやらオプションやらにお金を使いまくっていたのをよく覚えている。とにかくカメラはお金がかかる。当然建築を学ぶのがメインにあるので、フットワークの軽いミラーレス一眼を持ち歩いて国内から海外までいろんなところに旅をした。

大学院での修士研究では、京都の下鴨神社と都市との関係について考察を行った。下鴨神社は中鴨、上賀茂、そして御影神社との関連が強く、また境内にも多くの摂末社が散在している。縁は奈良にもあり、そこにも同様に下鴨、中鴨、上鴨(呼び方や表記、正式名称が複雑なため、このブログでは割愛させて頂く)がある。特に奈良の上鴨は高鴨神社と呼ばれ、全国のカモ神社の総本社ともいわれている。

京都の下鴨神社は、高野川と賀茂川のちょうどぶつかるところに位置しており、その場所性からか、数あるカモ社の中でも多くの参拝者を引き寄せる。境内や建物の維持・管理もほどよくされており、自然もそのままの姿を保っているといった感じで、小川や鬱蒼とした植物のあたりはまさに神秘的な様相をしている。

境内の経路は微妙に角度がついており、都心でみる寺社のように明確な軸を持っているわけではない。伊勢神宮のように経路も複数あり、散策としても楽しめる。鬱蒼とした樹木に囲われており、周囲の道路からの騒音も遮断されている。ただ歩くことの楽しさがここにはある。

境内には多くの摂末社があり、それぞれにご利益がある。美容や出会いや学業や…それらを巡るように散策するのも面白い。下鴨神社を楽しんだら是非、そのまま中鴨、上賀茂と巡ってみてほしい。特に下鴨と上賀茂の御祭神は家族の関係であり、その繋がりや別々になったストーリーなどを予習してからいくともっと楽しめることだろう。

*当記事の関連著書*

世界文化遺産 賀茂御祖神社: 下鴨神社のすべて

賀茂社―上賀茂神社・下鴨神社 (日本の古社)

糺の森―下鴨神社

神游(かんあそひ)の庭(ゆにわ)―世界文化遺産・京都賀茂御祖神社「下鴨神社」

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