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桂離宮を訪れて。江戸のデザイン思想に憧れる

数寄屋建築とはどういう空間なのだろう。単なる茶室ではない。茶を楽しむためにあらゆる思想を小さな空間に敷き詰める。世界をヒューマンスケールで空間化し、神々のごとく世界という景色を楽しむための空間。

そんな空間が現存する。京都の桂川西岸にある桂離宮だ。

大学院時代、もう10年近く前、寺社と京都の都市に関する研究を行っていた。そのときからずっとその世界を体験したいと思っていた。

桂離宮は、皇室関連施設であり、現在では宮内庁(京都事務所)が管理している。見学するのに予約が必要で定員数もあまり多くない為、なかなかタイミング良く訪問する事が難しい。

今回はタイミングよく大阪に行く用事が2ヶ月前に入った為、これを機にとりあえず予約をとることにした。それくらい期間をあけないとすぐに埋まってしまうのである。

今回は時間にも余裕があった為、桂離宮の近くにあるカキ氷で有名な中村軒にも寄ることができた。桂離宮へは中村軒から5分程度で行けるのでこのセットで行く人が多いみたいだ。

上の画像はゆず味のカキ氷。正直、昨今のカキ氷ブームを舐めていた。。なぜカキ氷に1000円近くも払ったり、行列に並んだり、事前予約を取ったり、、、謎だったが一口食べて一瞬で理解し納得した。これは並びますわ。これは払いますわ。まさかこの歳になってカキ氷に感動するとは思わなかった。しかもカキ氷と白玉のタッグが抜群に美味しい。

大阪でカキ氷巡りなるイベントがやっていたのを思いだし、巡りたいとも思ってしまった。いやぁ、すごい本気のカキ氷。

話を戻して、、、桂離宮の月見台。この月見台からの月の見え方を想定して周りの高低差や、植栽をデザインしたのだとか。月見台からの方角や庭園全体の等高線、植栽の配置とか研究すると面白いかも。

遊び心溢れる自由なアイデアと一貫したデザイン思想。今もなお、当時の姿が維持されている。こういう空間を体験すると、建築はランドスケープと併せて思想を一貫するべきだし、その後数十年〜数百年を意識して設計するべきだと改めて気付かされる。

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